スヌ校長の校長室 ― IN MEMORIAM 岸忠雄神父



第8代主任司祭、フランシスコ・ザベリオ岸 忠雄 神父
どうぶつ宣教会のよき理解者に、感謝をこめて。



● 訃報 ●

東京教区司祭、フランシスコ・ザベリオ岸忠雄神父
(きし・ただお神父)
2020年9月24日(木)午後2時5分、老衰のため、
入居先のベタニアホームにて帰天。享年87。

1933年8月12日 東京・日本橋に生まれる。
祖父母の代からカトリックのご家庭でした。
同年9月9日 浅草教会にてリサラグ神父より受洗。
のちに転居し、高円寺で育つ。
小学校時代 ちょうど戦時中。は各地に疎開、山形県で終戦を迎える。
東京に戻り、高円寺教会にかよう。
柴田真神父からの「君もフランシスコ・ザベリオのようになるんだな」という言葉が、のちの召命につながる。
1965年3月18日 司祭叙階。
土井枢機卿による最後の叙階式だった。
同年4月〜 麻布教会助任司祭
1969年10月〜 関口教会助任司祭
1971年4月〜 関口教会主任司祭
1978年10月〜 「葛飾教会」新設準備担当
1980年8月〜 船橋教会主任司祭
豊四季教会、成田教会のできる前の時代で、船橋教会の管轄は船橋・白井・八千代・印西・千葉市の一部と非常に広大だった。
犬を飼う。名前はジョニー。

岸神父様お気に入りの、思い出の1枚。
*船橋教会は2000年に移転、現在は習志野教会となっている。
1993年5月〜 清瀬教会主任司祭
1996年4月〜 小岩教会主任司祭
2001年4月〜 荻窪教会主任司祭 (〜2020年3月)
2016年より体調を崩すも、司牧を最優先に奮闘。
2017年6月25日 聖母病院に入院、療養開始。
退院のあとはリハビリ専門施設へ。
現場復帰を目標としておられた。
2020年9月24日 中野区のベタニア・ホームにて帰天


最後まで小教区司牧に情熱を燃やされ、
多くの若者を司祭への道に招き、
現場一筋の神父様でした。

病に倒れる直前まで、荻窪教会の祭壇でミサをささげ、
いつか元気になって再び荻窪教会に戻れることを
希望しておられました。

スヌ校長をはじめ、どうぶつ宣教会の
自由な活動を認めてくださったのも
岸神父様でした。

Duc in altum.
「沖に向かって漕ぎなさい」


イエスさまがシモン(後のペトロ)に
おっしゃったみことば。
(ルカ5章4節)
岸神父が噛みしめておられたみことばです。





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