ミサ式次第(1)


「ミサのとびら」へ(戻る)
「ミサ式次第(2)」(感謝の典礼・交わりの儀・閉祭)へ(進む)

ミサ式次第(1)
開祭ことばの典礼


開 祭

入祭の歌

信者が集まると、司式者は入堂する。会衆は、入祭の歌を歌う。
歌わない場合は入祭唱を唱える。


入祭のあいさつ

司祭  父と子と聖霊の み名によって。
会衆 アーメン。

司祭 主イエス・キリストの恵み、
  神の愛、
  聖霊の交わりが皆さんとともに。

会衆 また司祭とともに。
または 司祭 主イエス・キリストによって
  神である父からの
  恵みと平和が皆さんとともに。

会衆 また司祭とともに。

司式者はここで、ミサの意向についてなど、会衆に知らせることができる。

回心への招き

司祭は次のようなことばで一同を回心へ導く。
司祭 皆さん、神聖な祭りを祝う前に、
  わたしたちの犯した罪を認めましょう。
または 司祭 皆さん、わたしたちの罪を思い、
  感謝の祭儀を祝う前に
  心をあらためましょう。

回心の祈り

第三形式を唱える場合は、「あわれみの賛歌」は省かれる。

第一形式 第二形式 第三形式
司祭 全能の神と、
会衆 兄弟の皆さんに告白します。
  わたしは、思い、ことば、行い、
  怠りによって
  たびたび罪を犯しました。
  聖母マリア、
  すべての天使と聖人、
  そして兄弟の皆さん、
  罪深いわたしのために
  神に祈ってください。

司祭 神よ、
会衆 罪深いわたしたちを
  あわれみ、
  いつくしみを示し、
  救いをお与えください。

司祭 打ち砕かれた心を
  いやすために遣わされた
  主よ、あわれみたまえ。

会衆 主よ、あわれみたまえ。

司祭 罪びとを招くために来られた
  キリスト、あわれみたまえ。

会衆 キリスト、あわれみたまえ。

司祭 父の右の座にあって
  わたしたちのために
  とりなしてくださる
  主よ、あわれみたまえ。

会衆 主よ、あわれみたまえ。

司祭 全能の神が、
  わたしたちをあわれみ、
  罪をゆるし、
  永遠のいのちに導いて
  くださいますように。
会衆 アーメン。

司祭 全能の神が、わたしたちをあわれみ、罪をゆるし、
  永遠のいのちに導いてくださいますように。

会衆 アーメン。

あわれみの賛歌

先唱 主よ、あわれみたまえ。
会衆 主よ、あわれみたまえ。

先唱 キリスト、あわれみたまえ。
会衆 キリスト、あわれみたまえ。

先唱 主よ、あわれみたまえ。
会衆 主よ、あわれみたまえ。



栄光の賛歌

主日および祭日のみ。ただし四旬節・待降節中は除く。

司祭 天のいと高きところには神に栄光。
会衆 地には善意の人に平和あれ。

  われら主をほめ、主をたたえ、
  主をおがみ、主をあがめ、
  主の大いなる栄光のゆえに 感謝し奉る。
  神なる主、天の王、全能の父なる神よ。

  主なる御ひとり子、イエス・キリストよ。
  神なる主、神の小羊、父のみ子よ。
  世の罪を除きたもう主よ、われらをあわれみたまえ。
  世の罪を除きたもう主よ、われらの願いを聞き入れたまえ。
  父の右に座したもう主よ、われらをあわれみたまえ。
  主のみ 聖なり、主のみ 王なり、
  主のみ いと高し、イエス・キリストよ。

  聖霊とともに、父なる神の栄光のうちに。

  アーメン。


集会祈願

司祭 祈りましょう。

司祭 ……わたしたちの主イエス・キリストによって。
会衆 アーメン。


ことばの典礼

第一朗読



答唱詩編



第二朗読



福音書の朗読

司祭 主は皆さんとともに。
会衆 また司祭とともに。
司祭 ○○○による福音。
会衆 主に栄光。


司祭が福音を朗読する間、静かに聞きます。

福音書の朗読の終わりに


司祭 キリストに賛美。
会衆 キリストに賛美。

説教


信仰宣言

主日および祭日に、起立して唱える。

使徒信条 洗礼式の信仰宣言 ニケア・コンスタンチノープル信条
天地の創造主、
全能の父である神を信じます。

父のひとり子、わたしたちの主
イエス・キリストを信じます。

主は聖霊によってやどり、
おとめマリアから生まれ、
ポンティオ・ピラトのもとで
  苦しみを受け、
十字架につけられて
  死に、葬られ、
陰府
(よみ)に下り、
三日目に死者のうちから復活し、
天に昇って、
全能の父である神の
  右の座に着き、
生者
(せいしゃ)と死者を
  裁くために来られます。

聖霊を信じ、
聖なる普遍の教会、
聖徒の交わり、
罪のゆるし、
からだの復活、
永遠のいのちを信じます。

アーメン。

天地の創造主、
全能の神である父を信じます。

父のひとり子、
おとめマリアから生まれ、
苦しみを受けて葬られ、
死者のうちから復活して
父の右におられる
  主イエス・キリストを信じます。

聖霊を信じ、
聖なる普遍の教会、
聖徒の交わり、
罪のゆるし、からだの復活、
永遠のいのちを信じます。


わたしは信じます。唯一の神、
全能の父、天と地、
見えるもの、見えないもの、
すべてのものの造り主を。

わたしは信じます。
唯一の主イエス・キリストを。

主は神のひとり子、
すべてに先立って父より生まれ、
神よりの神、光よりの光、
まことの神よりのまことの神、
造られることなく生まれ、父と一体。

すべては主によって造られました。

主は、わたしたち人類のため、
わたしたちの救いのために
   天からくだり、
聖霊によって、おとめマリアより
   からだを受け、
人となられました。

ポンティオ・ピラトのもとで、
わたしたちのために十字架につけられ、
苦しみを受け、葬られ、
聖書にあるとおり三日目に復活し、
天に昇り、父の右の座に
  着いておられます。
主は、生者
(せいしゃ)と死者を裁くために
栄光のうちに再び来られます。

その国は終わることがありません。

わたしは信じます。
主であり、いのちの
   与え主である聖霊を。
聖霊は、父と子から出て、
父と子とともに礼拝され、栄光を受け、
また預言者をとおして語られました。

わたしは、聖なる、普遍の、
使徒的、唯一の教会を信じます。
罪のゆるしをもたらす
   唯一の洗礼を認め、
死者の復活と
来世のいのちを待ち望みます。

アーメン。




共同祈願

司祭 ……祈りましょう。


先唱 代表者によって、祈りの意向が唱えられる
会衆▲ 主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください。


司祭 ……わたしたちの主イエス・キリストによって。

会衆 アーメン。



ここでミサは感謝の典礼に移る。



このページの先頭へ
「ミサのとびら」へ
「ミサ式次第(2)」(感謝の典礼・交わりの儀・閉祭)へ(進む)
祈りのことば【もくじ】へ



Special Thanks to: teacup.
© 2008 Yuki Shimonaga and Sunu Kocho. All rights reserved.